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「うちの会社、将来性がないんじゃないか・・・?」
「このまま今の会社に勤めていて問題ないのかな?」
そんな疑問を持った人向けの記事です。
- 経理歴10年超
- 東証1部上場会社に勤務
- 子会社や過去に勤務した会社の中には会社清算したところもあり
という経験を持つ私から見た、
- 「こんな会社はやばいんじゃないか?」という点
- 「自分の会社がやばい!」と思ったあなたが取るべき行動
について解説します。
あなたの人生のヒントになれば幸いです(^。^)
将来性がない会社の特徴
まずは将来性がない会社の特徴を考えました。
私が思う将来性がない会社は、
- 赤字が続いている
- 長時間働くことが美化されている
- 設備投資にお金を使わない
- パワハラ・セクハラが横行している
- 昇給・昇格が遅い
- 離職率が高い
- 経理の管理職が辞めていく
- 社長がワンマン
です。
順に見ていきます。
赤字が続いている
まずは何と言っても業績が悪いことです。
どんなに良い会社でも、赤字が何年も続いていてはいつかは営業を続けることができなくなってしまいます。
昨今は新型コロナウイルスの都合で業績が悪化した会社も多いことでしょう。
そういった一時的な要因による赤字であればまだ可能性はありますが、
全く関係なく3期以上赤字が続いているような会社の場合は、将来性を一度疑った方が良いでしょう。
長時間働くことが美化されている
2つ目は、長時間労働に対する意識です。
会社は営利団体である以上、コスト(お金や時間)をかけずに利益を出すことを追求するのが本来のあるべき姿です。
より短い時間で、より良い成果を出すことが重要です。
にもかかわらず、長時間残業をしている=頑張っている、と捉えている会社があります。
- 求められる成果を出した上で定時退社する人
- 求められる成果を出すために毎月何十時間も残業している人
の2名がいた場合、1の人より2の人がより評価されるパターンです。
会社によっては、
- 求められる成果を出した上で定時退社する人
- 毎月何十時間も残業しているのに求められる成果が出せていない人
の2人がほぼ同水準の評価をされることもあるでしょう。
そんな会社にいては、優秀な方は損をしてしまいます。
結果的に優秀な方が辞めていってしまい、残ったのは残業ばかりする生産性の低い社員。。。
もし周りの上司・先輩がそんな方ばかりだと感じるのなら、一度冷静になるべきかもしれません。
設備投資にお金を使わない
3つ目は設備投資への考え方です。
生産性向上のためには、
- 最新の機械を導入する
- 仕事で使うパソコン等を定期的に交換する
等、一定以上の設備投資がどうしても必要になってきます。
にもかかわらず、
- 何年も前の機械をずっと使い続けている
- パソコンが未だにWindows XP
なんて会社があれば、最新の設備を入れている他社に遅れを取るのは必須です。
特に法律で基準が厳しく決められているような設備ですと、今の法令に違反している可能性もあります。
そういった設備の入れ替え・メンテナンスにお金を使わない、または使えない会社は、未来が先細りの可能性もあります。
パワハラ・セクハラが横行している
続いては就業環境についてです。
一時期に比べて法令や世間の目が相当厳しくなってきておりますが、
それでもパワハラ・セクハラ等の各種ハラスメントを起こす会社は枚挙にいとまがないです。
社歴が長い人の中には
「それがうちの文化だから」
と感覚が麻痺している社員もいるかもしれません。
いつか自分が被害者になってしまうかもしれません。
また、その会社に染まった結果、あなたが気づかないうちに加害者になってしまうかもしれません。
どちらにせよ、ハラスメントが横行している会社に居続けることにメリットはないでしょう。
昇給・昇格が遅い
次に取り上げるのは昇給・昇格です。
管理職には様々なスキルが求められています。
一例ですが、
- 仕事の実績
- 部下のマネジメント
- 関係各部との調整能力
- 仕事に関連する各種法律知識
などが挙げられます。
そのため、昇給・昇格にあたり一定の基準や試験を設けている企業も存在します。
それ自体はあって然るべきものですが、あまりにも複雑化し過ぎて、
昇給・昇格が非常に困難になっているケースも見受けられます。
会社側からすると人件費はコストになるので、できるだけ抑えたいのも事実です。
とはいえ、あの手この手を使って給料を上げさせないようにしている会社には、優秀な社員ほど早く気づいて辞めていくでしょう。
一定の基準は必要ですが、昇給・昇格に対する要件があまりにも多すぎる場合は、一考の余地ありです。
離職率が高い
続いては離職率です。
- 入った人がすぐ辞めていく
- 常に人手が不足している
- 毎度の如く社員募集をかけている
いわゆるブラック企業に当てはまる条件ですね(⌒-⌒; )
こんな会社は、継続的な発展は難しいでしょう。
経理の管理職が辞めていく
こちらはもう少し具体的です。
通常であれば経理部は、
- 毎月の売上がどう推移しているのか
- 現在預金がいくらあるのか
- 今期は利益がどのくらい出たのか
など、会社の業績が1番よく見える部署です。
そんな経理の、しかも管理職の人が次々と辞めていく。
または経理一筋◯年のあの人が辞められた。。
なんて事態が起こっていたら、何らかの異変を疑った方が良いでしょう。
社長がワンマン
最後はワンマン社長です。
本当に優秀な社長は、自分より能力が高い方をチームに迎え入れて会社をより強固にしていくものです。
ですが、その逆で、
- 社長に意見をした人は会社に残れない
- 社長が嫌った人も全員辞めていく
- 残っているのは社長に従うイエスマンばかり
という状況に陥っている会社もあります。
もちろん、超絶カリスマ社長で天才的な勘をお持ちの方でしたら↑の状況でも問題ないかとは思います。
むしろその方が会社は成長していくでしょう。
そうではなくて、会社があまり上手くいってないのに社長の周りにイエスマンしかいないのであれば、
その会社は往々にして逆転の一手が取れない、変化できない会社になることでしょう。
そろそろ泥舟からは降りた方が良いでしょう。
「私の会社、将来性がない・・・?」と思った時に始めてほしいこと
ここからは、自分の会社の将来性に期待が持てない方が、
今すぐにでも始めて欲しいことを紹介します。
それは、
- スキルアップ 会社ではなく仕事のプロになる
- 転職活動をしてみる
です。
スキルアップ 会社ではなく仕事のプロになる
1つ目はスキルアップです。
将来性がない会社に居続けることであなたの将来性が失われては元も子もありません。
自分の未来を明るくするため、スキルアップを進めましょう。
経理職を例にすると、
- 市場価値の高い、より高度な資格を取得する
・簿記1級
・TOEIC など - 社外からも評価される仕事に従事する
・月次決算
・連結決算
・税務申告
・マネジメント - 副業など、将来が広がる事柄にチャレンジしてみる
・ブログ
・せどり
・プログラミング など
が挙げられます。
今の会社にいるうちに、
- 次の転職がより有利に進められること
- 給与に依存せず生活の安定感を高められること
を目指していくのが良いでしょう。
資格の取得でしたら、オススメはクレアールです。
クレアールは資格受験指導歴50年を超える老舗のスクールです。
忙しいあなたでも資格に合格できるよう、
- 重要論点に絞った解説
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ようになっております。
私もこちらで資格の勉強をしています(^。^)
転職活動を始める
2つ目は「転職活動を始める」ことです。
「いきなり転職?」と思った方、落ち着いてください(^_^;)
あくまでここでは転職「活動」としています。
具体的には、
- 転職サイトに登録して求人情報を見てみる
- 転職エージェントに登録して面談を受ける
などを指します。
あなたは、以下の問いに答えられますか?
2.今後年収を上げていくために必要な仕事経験・資格は何ですか?
答えられる方でしたら大丈夫です。
ですが、もし答えられない場合は、今の自分の状況を把握することから始めると良いでしょう。
転職エージェントに登録し、面談を受けてみることをオススメします。
経理部ほか管理部門の方にオススメなのはMS-Japanです。
管理部門特化型エージェントNo.1の実績を持っており、利用者の満足度も高いです。
コロナ禍の今では30分程度で電話面談が受けられるようになっておりますので、
一度受けてみてはいかがでしょう?
私も定期的に面談しています(^。^)
まとめ
今回は、将来性がない会社の特徴とその対策についてまとめました。
ですが、ここで1つ残酷なお話があります。
東京商工リサーチによると、2020年に倒産した企業の平均寿命は23年程度だそうです。
2年連続で前年を下回りました。
業歴30年以上の老舗企業も2,000社以上が倒産しています。
片や、リンダ・グラットンさんの著書『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』では、
現在の50歳未満の方は半数以上が100歳超まで生きることが予想されているそうです。
人間の寿命は伸びているのに、会社の寿命はどんどん短くなっていきます。
昭和の時代にあった
「新卒から定年まで1社で勤め上げる」
という人の方がどんどん希少になっていくでしょう。
今後は、転職活動はどんどん当たり前の時代になっていくでしょう。
今から少しずつ、準備をしていきませんか?