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経理への転職に興味があるのだけれど、どうすれば良いのだろう?
未経験でも転職できるのかな?
こんな人向けの記事です。
私すうは、
- 新卒で経理部へ配属
- 現在は東証一部上場企業で10年以上勤務
という経歴を持っております。
そんな私の立場から、
- こんな人なら未経験でも採用してほしい!
- これから経理を目指すならここを考えると良い!
というお話を紹介します。
あなたの人生のヒントになれば幸いです(^。^)
未経験からの経理転職はできる?
経理は、未経験でも働ける仕事でしょうか?
結論としては、可能です。
実際、現職の先輩も未経験から経理へ転職し、20年近くキャリアを積み重ねています。
経理への求人は、大きく2つのパターンが考えられます。
- 前任の退職など、即戦力が求められるケース
- 会社発展に伴う人員増など、これから育てていく前提で人を増やすケース
未経験の方が狙うのは2.のパターンです。
この辺りは当該企業の求人を見れば状況を掴めるでしょう。
1.の求人は
- 担当する業務内容が具体的
- 採用ポジションが一般職以上
- 2.に比べて求める条件が厳しい
2.の求人は
- 担当業務が抽象的、場合によっては「未経験者歓迎」と書かれている
- 採用ポジションに一般職が入っている、給与のレンジが広い
- 1.と比べても求める条件が緩い
と言う傾向があります。
未経験の方は、2.の求人を積極的に狙っていきたいですね。
経理に向いているのはこんな人
ここからは、私が考える
- こんな人は経理に向いている
- こういう人なら経理に転職後も活躍できる
点を紹介します。
基本的なパソコンスキルがある(WORD・EXCEL)
まずは基本的なパソコンのスキルです。
経理はパソコンを使っての業務がほとんどだと言えます。
資料作成にEXCELを使っているケースも未だに多いのではないでしょうか。
ですので、基本的なパソコンスキルを持っている方であれば、転職後もスムーズに活躍できるでしょう。
なお、会計ソフトについては経験の有無は問われにくいです。
会計ソフトは、会社やソフトの違いによってかなり特色が異なります。
ですので、採用してから学んでくれれば良い、位の感覚でいる企業の方が多数派でしょう。
コツコツ仕事に取り組める
経理の仕事は同じ業務の繰り返しが非常に多いです。
- 毎年の決算
- 上場企業であれば四半期決算
- 月次決算
- 年1回の申告関連業務…
などです。
法改正等、日頃から情報のアップデートは必要ですが、大きく業務が変わることはありません。
そんな中でも、飽きずに毎回正確に処理することが求められます。
ですので、地味なことをコツコツ積み上げられる人の方が経理に向いている、と言えるでしょう。
「1度きりの人生、1発当てたい!」
というタイプの方は、あまり経理向きではないと思います(⌒-⌒; )
最低限のコミュニケーション力がある
経理は自部署だけで完結する仕事ばかりでは多くありません。
- 売上・仕入れの管理のために営業へヒアリング
- 経営層への数値報告
- 取引先や銀行との折衝
- 監査法人、外部の税理士・公認会計士や国税との各種調整
などなど、意外にコミュニケーションを求められる場が多いです。
コミュ力お化けになる必要はありませんが(⌒-⌒; )
人を不快にさせない最低限のコミュニケーション力はほしいところです。
未経験からの経理転職を狙う人が考えること
志望理由
未経験から経理に転職を狙う人がまず考えるべきは「経理に対する志望理由」です。
特に
未経験者歓迎!
のような求人に応募する場合、他の応募者も未経験の可能性があります。
その中でありきたりな志望動機を伝えても、中々アピールには繋がらないでしょう。
- 現職で数字を意識して取り組んできたこと
- コツコツ正確に仕事を遂行することを目指したこと
など、特に現職に絡めて志望動機を言えると、
「この人なら経理に来ても活躍してくれそうだな!」と思ってくれるかもしれません。
早めに実務経験を積む
経理に転職するため簿記を勉強する!と言う方は多いでしょう。
ですが、ここに1つ落とし穴があります。
それは、
「経理へ転職したいから、一旦仕事を辞めて資格の学校に通って簿記の資格を取ろう!」
と言うパターンです。
そのパターンを狙っている・進んでいるあなたには残酷かもしれませんが、経理に限らず全ての仕事において、
資格<実務経験
であることは歴然たる事実です。
もちろん経理への転職を目指して資格を取ること自体は間違ってないでしょう。
しかし、資格の取得に気を取られるあまり、職務経歴に長期の穴を開けてしまうのはオススメできません。
もしあなたが今就職せずに資格取得を目指しているようでしたら、ある程度期間を区切って取り組むことをオススメします。
6月の試験まで等、数ヶ月程度が良いでしょう。半年でも若干長いと感じます。
それ以降は、
- アルバイトで経理事務を探し、経験を積む
- 転職活動と並行して簿記を学ぶ
など、経歴に穴を開けすぎないことを意識して動くべきだと考えます。
動くなら若いうちに
未経験の方を経理として採用する企業は、ある程度育成期間を設けることを想定しています。
採用後に経験を積み、バリバリ活躍してほしい、と考えています。
そのため、育成後に長期間活躍してくれることが見込まれる人、
=若い人を採用する確率の方が高くなりがちです。
理想としては20代、行っても30代前半といったところでしょう。
40代から未経験で経理を目指すのは至難のワザです。
よほど現職にて社内異動で経理に行く方が可能性があるかもしれません。
まとめ
今回は、未経験の方が経理へ転職する方法について、現職の経理部員の立場から考えました。
経理へ転職して活躍できる可能性が高いのは、
- 基本的なパソコンスキルがある人
- コツコツ仕事に取り組める人
- 最低限のコミュニケーション力がある人
という人だと私は考えます。
未経験からの経理転職を狙う人は、
- 現職に絡めた志望理由で「経理でも活躍してくれそう!」と思わせること
- 職務経歴に穴が空きそうな場合はアルバイトも含めて早めに実務経験を積むこと
- 動くなら若いうちに経験を積ませてくれそうな企業に転職すること
を意識すると良いでしょう。
とはいえ、転職活動から資格の勉強までを1人で行おうとするのは時間が足りなくなるパターンが多いでしょう。
そんな方にオススメなのが、転職エージェントを利用することです。
特にオススメなのは、マイナビエージェント
です。
首都圏・関西圏の20代〜30代向けの良質な求人情報を多く抱えており、
これから経理を目指す人は積極的に活用したいところです。
私自身、現在の転職状況や自分の市場価値、今後のキャリアについて定期的に転職エージェントと相談しています。
電話面談で30分程度で終わりますので、在宅勤務日の始業前・昼休みなど有効活用しています。
いきなりの転職には抵抗がある方も、まずは一度面談の機会を設けて話を聞いてみてはいかがでしょうか?