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「人生100年時代って言うけど、どう過ごせば良いんだろう・・・?」
「私は100年生きるつもりはないから関係ないかな」
こんな人向けの記事です。
あなたは最近
人生100年時代
というフレーズを耳にしたことはありませんか?
- 平均寿命が伸び続けて100歳まで生きる人が増える
- 年金が足りなくなって社会保障が成り立たなくなる
なんて話が一緒に聞こえてきませんか?
でも実は、
「人生100年時代」は嘘
と言う話もあるそうです。
どっちを信じれば良いのか、わかりませんね(^^;;
この記事では、
- 「人生100年時代」の嘘とは
- 私たちが考えるべきこと
についてまとめます。
あなたの人生のヒントになれば幸いです(^。^)
「人生100年時代」の嘘とは
「人生100年時代」の元ネタ
そもそも、「人生100年時代」とはどこから出てきた言葉でしょうか?
これは、『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』と言う本が元になっています。
本書にて紹介されている研究では、
・2007年に産まれた子は半分が100歳まで生きる
・平均寿命世界一位の国をグラフ化すると、
寿命が10年ごとに平均2〜3年のペースで上昇している
と言う結果が語られています。
10年単位で2〜3年だとすると、50年経てば10〜15年も伸びている計算!?
これは衝撃ですね。。
2060年の平均寿命は100年に満たない?
ところで、あなたは
「平均寿命」と言う言葉の意味
ってご存知ですか?
平均寿命とは、
0歳の子どもの平均余命
※「2020年の平均寿命」=「2020年に産まれた子が平均何歳まで生きるのか」
のことを指します。
2010年現在、男性79.64年、女性86.39年であるが、今後、男女とも引き続き延びて、
2060年には、男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超えると見込まれている
とのこと。
・・・あれ?
伸びてはいますが、100年には届いていませんよね?
「人生100年時代」は嘘なのか 〜話のカラクリ〜
このズレはどこから生じているのでしょうか?
実は、
- LIFE SHIFTの計算では「コーホート寿命」で算出した数値が用いられている
- 内閣府発表の平均寿命は「ピリオド寿命」が用いられている
のが理由です。
それぞれの言葉の意味は以下の通り。
- コーホート寿命
→医学や栄養学など人類の進歩から平均寿命が上がっていくことを考慮して計算した平均寿命 - ピリオド寿命
→人類の進歩が寿命へ影響することを全く考慮せずに計算した平均寿命
こう見ると、コーホート寿命の方が実際に起こりそうな気がしますね(^_^;)
本書をきっかけに調査した結果、
「人生100年時代」なんて政府が年金を払わせるためについた嘘だ!
と主張する方も確かにいらっしゃいました。
ですが、年齢の計算方法からして、
「人生100年時代は嘘」と言う主張の方が嘘
今の若い世代にとって
「人生100年時代」は実際に来る可能性の高い話
だと私は思いました。
私たちが考えるべきこと
今回の話のポイントは?
以上が、
「人生100年時代は嘘」
と言う主張を見かけたため、「どっちが本当なんだ?」と疑問に思い調べた結果です。
今のところ、将来の見通しとして、
- 平均寿命が延びること
- 日本の人口は減少しており、社会保障が改悪される可能性があること
は起こる可能性の高い話である、と言えるでしょう。
今までの価値観はどんどん通用しなくなっている
そもそも、
- 終身雇用
- 20年学んで40年働いて20年余生を過ごす
と言う今までの価値観はどのようにして形成されたのでしょうか?
日本の平均寿命の推移
1955年 男性63.60歳・女性67.75歳
1990年 男性75.92歳・女性81.90歳
2019年 男性81.41歳・女性87.45歳
と、どんどん伸びています。
今までは
- お年寄りよりも子どもの方が多い
- 長生きするお年寄りも一握り
でしたので、終身雇用も保つことができ、年金も充分受け取ることができました。
ですが、今の日本は
- 平均年齢はどんどん上がっている(1955年→2019年で20歳近く伸びている)
- 出生数は減少傾向にある(1955年は173万人→2019年は86万人)※
となっており、まさに
少子高齢化
が着々と進んでいる状況です。
※厚生労働省の出生数推移より
私たちが取るべき人生戦略
では、そんな時代において私たちが取るべき人生戦略とは、いったい何でしょう?
私は、
- 自己のスキル向上
- 収入の多角化
- 「じぶん年金」を作る
の3つが有効だと考えます。
1.自己のスキル向上
日本型雇用の代表格として言われている「終身雇用」。
新卒で入社したら定年まで勤め上げるスタイルは、今後
- 日本が誇る大企業であるトヨタの社長や
日本中の企業のトップである経団連の会長が「終身雇用は保てない」と明言している - そもそも会社の寿命はどんどん短くなっている
ことからも難しいでしょう。
自分が将来食べていけるように、企業にどんな価値を提供できるのか。
そこを考えていく必要があるでしょう。
当ブログでは「経理」をメインにしているので、今後も経理に役立つ話を展開して参ります。
2.収入の多角化
自分の収入が会社の給与だけだと、
- 会社の評定次第で自分の人生が左右される
- 会社倒産・リストラで職を失う等が起こり給与が入って来なくなると
一気に収入がなくなってしまう
と言うことが起こります。
昨今は副業を解禁する企業が増えてきており、同時に
- ブログ
- YouTube
- UberEats
- プログラミング
- ハンドメイド作品の物販
など、個人が稼ぐ仕組みも増加しています。
それでもまだ、会社に自分の全てを託しますか?
3.「じぶん年金」を作る
暗い話題が増えている現在の日本ですが、
「日本に住んでいるからこそのメリット」も当然存在します。
例えば、
- ブログやYouTubeなど有益な情報が無料で提供されている
- 証券市場が整理されていて、誰でも簡単に世界中に投資ができる
といったことです。
国としても、
- iDeCo
- NISA・つみたてNISA
などの税制優遇制度を設け、じぶん年金を作る人を積極的に支援しています。
こういった制度を積極的に活用することで、
リストラや会社倒産等で収入が無くなっても生活に困らない環境を自ら作っていく
こともできます。
積極的に活用したいですね(^。^)
まとめ
今回は、「人生100年時代」についてまとめました。
人の平均寿命はどんどん長期化していくでしょう。
そんな時代で大事なのは
- 会社に頼らず自分で稼ぐ力
- 収入が途絶えても耐えられる環境を整備する力
といった「個の力」です。
自分の人生、力をつけて自らの手で切り開いていきたいですね(^。^)