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子どもが将来、勉強できるようになるにはいつ何をやらせれば良いのだろう?
どうすれば良いかわからない・・・。
こんな人向けの記事です。
この記事では、4/25からドラマ放送がスタートした
ドラゴン桜2
の原作中に登場する、子どもが勉強できるようになるために押さえておきたいところをまとめました。
私もドラマ化で話題になった頃に電子書籍版を一気に買って読みました(^。^)
とっても面白かったです。
子どもが勉強できるようになってくれたら嬉しいな!という願いを込めつつ、
自分が後で振り返れるよう「◯歳では何をしよう!」という情報をまとめております。
長くなってしまうので、前後編に分けて記載します。
あなたの人生のヒントになれば幸いです(^。^)
※なお、本記事は原作のネタバレを含みます。
特に、
- これから原作を読む方
- 原作未確認でドラマを楽しみたい方
はご注意ください。
ドラゴン桜2について
あらすじ ※ネタバレ注意
まずはドラゴン桜2と、前作であるドラゴン桜のあらすじを簡単に紹介します。
1.ドラゴン桜
原作連載:2003年〜2007年 全21巻
ドラマ化:2005年7月〜9月 全11話
元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二(さくらぎ けんじ)は、ほぼ経営破綻している落ちこぼれ高校である私立龍山高等学校の運営問題を受け持った。
当初は清算を計画していた桜木だが、破綻を回避し経営状態をよくするためには進学実績向上が手っ取り早いと考え、「5年後に東大合格者100人」計画を考案する。
開設した特別進学クラスに2人の生徒(水野直美・矢島勇介)を迎え入れた桜木は、個性溢れる教師を集め、彼らの学力をメキメキと伸ばしていくのであった。
2.ドラゴン桜2
原作連載:2018年〜21年 既刊16巻
ドラマ化:2021年4月〜
舞台は1の10年後、進学校へと成長した龍山高校が舞台。
「女帝」龍野久美子が理事長代行になって以降、有名私立大の合格実績は上がっていたが東大合格者は年々減少しついに0になった。
これを機に桜木は龍山高校の理事となり、既存の特進クラスとは別に「東大専門コース」略称「東大専科」を独断で設置。
自身の弟子にして龍山高校初の東大合格者であり、現在は桜木の下で弁護士を務めている水野にその担当を命じた。
2人の生徒を迎えて始まった東大専科で、様々な受験テクニックや勉強法が指導されていく。
2を読んだ感想
私自身、1はドラマを少しかじった程度で、正直あらすじくらいしか知らない身ですσ(^_^;)
なんとなくですが、結構スパルタ勉強させるみたいなイメージを勝手に持っていました。
ですが、今回2を読んで、私が思っていたドラゴン桜と全く内容が違っており、正直びっくりしました。
私はちょうど1の連載期間あたりで受験をしていた身分です。
そのため、連載を読んでなくとも当時の受験事情は実体験として把握しています。
それに比べ、2は現代の事情が色濃く反映されており、
- スマホを使って学習
- 勉強道具としてTwitterやYouTubeが登場
- 英語にリスニング対策が設けられている
などが含まれておりました。
正直、これだけ変わっていることを知り、
私たち親の世代の感覚で受験を考える事が非常に危険なんだ
ということを思い知らされました。
知識のアップデート、めちゃめちゃ大事ですねσ(^_^;)
ドラゴン桜2で子育てに生かせる話 世代別
前置きが長くなりましたが、今回の記事のメインパートに入ります。
ドラゴン桜2に書かれていた「子育てに生かせる話」を世代別にまとめていきます。
今回は前編として、幼児・小学校自体の話を紹介します。
世代共通 頑張らない
1巻収録 7限目『頑張らない』の内容です。
この話は、スタディサプリを使って機能的に学習していくことを話す回でした。
「機能的」とは、目的のために働くということです。
逆に、
- 意味不明なルール
- 理不尽な要求
- 根拠が乏しい慣習
など、目的以外のこと、機能的でないもののためには働かない、としています。
そのために必要なのが、
頑張らない
=「なんのために何をするか」常に機能で考え話すことを習慣にする
ことです。
曖昧な言葉に逃げずに、
×勉強を頑張る
◯東大に合格するために、スタディサプリで勉強する
というように、目的と手段を明確に表現できるようにしていきたいですね。
3歳〜5歳 読解力強化 興味を持ったことを一生懸命にやらせ、大人は褒めて褒めまくる
4巻収録 40限目『紙芝居と読解力』に書かれた内容です。
この回では「今でしょ!」でお馴染みの林修先生が出演されております。
林先生いわく、学習能力を高める上では、3歳から5歳にかけての過ごし方が重要なんだとか。
この
3歳〜5歳の時期に文章をごく自然に読む環境が与えられていたかどうか
が非常に大切だそうです。
林先生はこの年代の頃、おじいちゃんおばあちゃんの影響で
- みにくいアヒルの子
- 三匹のこぶた
などの紙芝居をたくさん読んでいたそうです。
はじめはおじいちゃんたちが読み聞かせていましたが、だんだん修少年が自分で読むようになったんだとか。
繰り返し読むうちに文章を暗記してしまい、演技を交えて紙芝居を聞かせるようになっていった修少年。
それをおじいちゃんおばあちゃんが
「修はすごい!」「天才だ!」と褒めてくれたそうです。
嬉しくなった修少年は、たくさんの紙芝居を、より抑揚豊かに読んでいったそうです。
この経験から読書が楽しくなり、読書習慣が出来上がったんだそうです。
林先生は最後に、
つまり勉強とは「好きなことをする」この一言に尽きる
興味を持ったことをひたすら一生懸命やる
それを周りの大人たちは褒めて褒めて褒めまくる!
たったこれだけのことで子供たちの学習能力は確実に伸びる、と語っています。
子どもが興味を持ったことを一生懸命にやってもらう。
その過程で、調べ物などで読書を好きになってもらうことで読解力を伸ばし、
教科書を読むだけで内容が理解できる力がつくのです。
子どもが自発的に興味を持つような環境を整え、一生懸命にやり始めたら褒めて応援してあげる。
心がけたいです。
小学校2年生 小2で算数が得意になれば「勉強ができる子」になれる
8巻収録 60限目『勉強ができる子』の内容です。
そもそも、勉強ができる子とは、どんな子でしょうか?
この話では、
人は印象で形成される
まわりが「できる」と思えば「できる子」になる
としています。
自我が未発達なこの時期、他者からの評価がその後の成長に大きく関係してきます。
ですので、周囲から「できる」と思われた子は
- 自己肯定感がある
- 積極的
- 能動的
- 勉強に対しても意欲的で成果も得やすい
という良い循環に入るんだそうです。
この「できる」「できない」を分ける基準が、
小学校2年生の算数ができるかできないか
にかかっているんだそうです。
小学校1年生の授業は、集団生活と学習時間に慣れることが目的です。
そのため、算数の授業も数の概念の習得が主になります。
これが2年生になると、各教科で本格的な学習が始まります。
小2の指導範囲では、
- 位取り
- くり上がり・くり下がり
- 九九
といった、算数の根幹となる考え方が登場してきます。
ここの考え方を完璧に覚え込むことで、十分な計算力、つまり四則演算の速さが身に付きます。
その結果、数に対する反応が早くなり、算数・数学が確実に得意になっていくのです。
前編まとめ
今回は前編として、ドラゴン桜2に登場するお話の中から幼児・小学校の頃に意識したいお話を3つ紹介しました。
復習すると、
- 世代共通
頑張らない、目的を持って行動する - 3〜5歳
読解力強化 興味を持ったことを一生懸命にやらせ、大人は褒めて褒めまくる - 小学校2年生
小2で算数が得意になれば「勉強ができる子」になれる
というものでした。
やはり幼児〜小学校など子どもがまだ小さい頃は、周囲の影響を特に受けやすい時期だと言えるでしょう。
その頃に、勉強に対してどのような意識を持つのか。
楽しんで取り組めるようになるのか、
苦痛となってしまうのか。
それが、将来にわたって大きな影響を与えてしまうんだと思います。
前向きで積極的な子どもに、育って欲しいですね(^。^)
後編で取り上げたいお話もたくさんあるほど、とっても面白いお話でした!
興味のある方は、ぜひ読んでみてください(^。^)
後編の『中学・高校編』はこちらです。